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薄毛の原因

さてそれでは自毛植毛について考える前に、そもそもの薄毛の原因について考えてみましょう。何事においても言えることですが、原因があるからこそ結果があるのです。結果だけを変えようとしたところで原因が健在であるならばまた同じことが繰り返されるのが物の道理。わたしたちの頭髪は一体どのような原理で薄くなっていくのでしょうか。

男性型脱毛症(AGA)

その答えはAGA――男性型脱毛症です。
薄毛に悩む人は全国1200万人とも言われますが、その原因の大半がこのAGAです。男性型の名の通り成人男性に多く見られる進行性の脱毛症で、額の生え際あるいは頭頂部から徐々に薄くなっていきますが、後頭部と側頭部にはさほど影響はありません。その形状はM、Oなどの隠語で形容されます。
AGAのメカニズムはこうです。睾丸および副腎から分泌される男性ホルモン――テストステロンが、毛乳頭や皮脂腺に存在する5α-リダクターゼという酵素と結びつくことで強力な男性ホルモン5α-ジヒドロテストステロン(DHT)に変換されます。このDHTが毛母細胞の細胞分裂を阻害することで毛髪の成長期は短縮され、薄毛が進行するのです。

ヘアサイクル

髪の毛の1本1本には周期があり、成長期・退行期・休止期を繰り返しています。

3つのサイクルのうち成長期がもっとも長く、この間に髪の毛は太く濃く、軟毛から硬毛へと成長を遂げます。やがて退行期には成長も止まり、休止期に入ると髪の毛は自然に抜け落ちますが、十分大きくなった毛髪が抜ける分には問題ありません。問題となるのは成長しきれないまま抜け落ちてしまう髪の毛です。
DHTに成長を阻害された毛髪は成長期を全うすることなく抜け落ちます。成長期が短縮されても次の毛の登場が前倒しされるわけではないので、空白期間が生じ毛髪の量は減少します。また生えている毛髪も産毛や軟毛ばかりではボリュームが出せず、頭皮が露出することになります。