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自毛植毛とは

自毛植毛とは?

薄毛の原因の大半を占める男性型脱毛症(AGA)に特化した治療法で、自身の毛髪を生きたまま移植することで、安全に、より自然な毛髪を再現します。日本では、植毛治療を受ける方はまだそれ程多くないようですし、人工毛植毛の悪いイメージがあって否定的な見方をする人が多いようですが、実際には治療法はしっかりと確立されており、アメリカでは年間100万人を超える人々が治療を受けているといいます。カツラや増毛法の主流な日本とは事情が異なるようです。

自毛植毛の成り立ち

熱傷の治療時に皮膚移植をすると毛がそのまま生着する事は皮膚科医や形成外科医の間では以前から知られていたようですが、薄毛や脱毛症に対する治療として確立されたものにはなっていませんでした。
1939年、世界で恐らく初めての自毛植毛手術を成功させたのは日本人の奥田庄二医師でした。奥田医師は頭部の火傷跡に皮膚移植をすることで、毛髪が定着し蘇った臨床例を報告したのです。しかし第二次世界大戦中に奥田医師が亡くなったことで、そのことはあまり広く知られることのないまま埋もれてしまいました。

自毛植毛技術の確立

1960年代にアメリカのオレントライヒ博士によって、自毛植毛はついに実用化の運びとなります。オレントライヒ博士の編み出した「パンチグラフト法」は、後頭部や側頭部の皮膚を切り取って直径3〜4mm程度に株分けして移植する、現在のマイクログラフト法やFUTの原型とも言うべき手法でした。
ただしパンチグラフト法ではひとつひとつの移植片(グラフト)が大きく隙間も目立ち、植毛部分はあたかも田植え状態。自然な見た目は望めませんでした。1970年代には、側頭部の皮膚を長方形に切り、一片をつなげたまま前頭部にもってくるという「フラップ法」が開発されましたが、これも毛髪の向きや移植部分の壊死など問題点が多く、広く普及するには至りませんでした。

「自然な」自毛植毛

1990年代初頭、グラフトをより小型化したミニグラフト法が登場し、パンチグラフト法の改善が図られました。審美性の要求からグラフトの小型化はさらに推し進められ、マイクログラフト法や単一植毛法、さらに毛包のグループに着目したFUT(フォリキュラーユニット・トランスプランテーション)が開発されました。これらの手法は一躍自毛植毛をメジャーにし、今日の自毛植毛の主流となっています。